中島みゆき コンサート「歌会 VOL.1」-LIVE SELECTION-

中島みゆき コンサート「歌会 VOL.1」-LIVE SELECTION-

中島みゆき コンサート「歌会 VOL.1」‐LIVE SELECTION-』最新コンサートの本質をなんら損なうことなく、1曲1曲を楽しめるライブCDアルバム。 中島みゆきの4年ぶりの最新コンサートの映像作品『中島みゆき コンサート「歌会VOL.1」』(Blu-ray/DVD)と、コンサートで演奏された曲の中から中島みゆき本人がセレクトした楽曲を収録したライブCDアルバム『中島みゆき コンサート「歌会VOL.1」‐LIVE SELECTION-』が発売。 今作は2024年に開催された中島みゆき最新コンサート「歌会 VOL.1」で歌われた全19曲の中から、中島みゆき本人がセレクトした珠玉の11曲を収録したライブCDアルバム。 冒頭は”病院“に関連した3曲からスタート。M1「俱(とも)に」はドラマ『PICU小児集中治療室』主題歌、病院は外国だと歌うM2「病院童(びょういんわらし)」、M3「銀の龍の背に乗って」は人気ドラマ『Dr.コトー診療所』の主題歌。 “病院”というキーワードからはあのコロナ禍の不安な日々が思い出されるが、医療現場で奮闘する2人の医師のドラマ主題歌が力強くそして優しく、生きる背中を押してくれる。M4「LADY JANE」は東京の片隅の老舗JAZZ BARの歌。時流につれて町が変わっても残ってほしい場所や想いを歌う。残念ながら今春に閉店が決まり新聞記事になっていたのも記憶に新しい。そして実際にはコンサート第1部のラストを締めたM5「愛だけを残せ」。タイトルそのままのテーマはこのコロナ禍に抱いた答えの一つだったかもしれない。コンサート第2部冒頭を飾った『夜会』のメドレーの中からは、CD初収録となるM6「リトル・トーキョー」。そして巨匠、倉本聰脚本の壮大な人間ドラマ『やすらぎの郷』主題歌M7「慕情」。このドラマでも時流に抗えない人々が描かれ、「愛より急ぐものが どこにあったのだろう」という大きな問いが投げかけられる。そして誰もの存在証明の一つであるM8「体温」を歌い。現在も戦乱が続く世界情勢へのプロテストソングM9「ひまわり“SUNWARD”」。心臓の鼓動が聴こえはじめ、岡田麿里監督作品アニメ映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の映像を背景に歌われた圧巻の本編ラストソングM10「心音(しんおん)」。最後はNHK『新プロジェクトX』の主題歌M11「地上の星」。ここまで来ると説明はいらない、まさに珠玉の11曲。 その歌たちを支えるサウンドは、日本を代表するサウンド・プロデューサー瀬尾一三のアレンジ。全19曲から11曲にセレクトされてはいるものの曲順はコンサートの進行そのままに、コンサートの本質を何ら損なうことなく、それでいて1曲1曲を楽しめるアルバムに昇華している。 同時発売の映像作品(Blu-ray/DVD)とは別の魅力や価値がつまった聴き応えのあるオーディオ・ライブCDアルバムをぜひ聴いていただきたい。またこのライブ音源は、各音楽配信サイトからダウンロード購入も可能となっている。

中島みゆき コンサート「歌会 VOL.1」-LIVE SELECTION-

中島みゆき · 2025

中島みゆき コンサート「歌会 VOL.1」‐LIVE SELECTION-』最新コンサートの本質をなんら損なうことなく、1曲1曲を楽しめるライブCDアルバム。 中島みゆきの4年ぶりの最新コンサートの映像作品『中島みゆき コンサート「歌会VOL.1」』(Blu-ray/DVD)と、コンサートで演奏された曲の中から中島みゆき本人がセレクトした楽曲を収録したライブCDアルバム『中島みゆき コンサート「歌会VOL.1」‐LIVE SELECTION-』が発売。 今作は2024年に開催された中島みゆき最新コンサート「歌会 VOL.1」で歌われた全19曲の中から、中島みゆき本人がセレクトした珠玉の11曲を収録したライブCDアルバム。 冒頭は”病院“に関連した3曲からスタート。M1「俱(とも)に」はドラマ『PICU小児集中治療室』主題歌、病院は外国だと歌うM2「病院童(びょういんわらし)」、M3「銀の龍の背に乗って」は人気ドラマ『Dr.コトー診療所』の主題歌。 “病院”というキーワードからはあのコロナ禍の不安な日々が思い出されるが、医療現場で奮闘する2人の医師のドラマ主題歌が力強くそして優しく、生きる背中を押してくれる。M4「LADY JANE」は東京の片隅の老舗JAZZ BARの歌。時流につれて町が変わっても残ってほしい場所や想いを歌う。残念ながら今春に閉店が決まり新聞記事になっていたのも記憶に新しい。そして実際にはコンサート第1部のラストを締めたM5「愛だけを残せ」。タイトルそのままのテーマはこのコロナ禍に抱いた答えの一つだったかもしれない。コンサート第2部冒頭を飾った『夜会』のメドレーの中からは、CD初収録となるM6「リトル・トーキョー」。そして巨匠、倉本聰脚本の壮大な人間ドラマ『やすらぎの郷』主題歌M7「慕情」。このドラマでも時流に抗えない人々が描かれ、「愛より急ぐものが どこにあったのだろう」という大きな問いが投げかけられる。そして誰もの存在証明の一つであるM8「体温」を歌い。現在も戦乱が続く世界情勢へのプロテストソングM9「ひまわり“SUNWARD”」。心臓の鼓動が聴こえはじめ、岡田麿里監督作品アニメ映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の映像を背景に歌われた圧巻の本編ラストソングM10「心音(しんおん)」。最後はNHK『新プロジェクトX』の主題歌M11「地上の星」。ここまで来ると説明はいらない、まさに珠玉の11曲。 その歌たちを支えるサウンドは、日本を代表するサウンド・プロデューサー瀬尾一三のアレンジ。全19曲から11曲にセレクトされてはいるものの曲順はコンサートの進行そのままに、コンサートの本質を何ら損なうことなく、それでいて1曲1曲を楽しめるアルバムに昇華している。 同時発売の映像作品(Blu-ray/DVD)とは別の魅力や価値がつまった聴き応えのあるオーディオ・ライブCDアルバムをぜひ聴いていただきたい。またこのライブ音源は、各音楽配信サイトからダウンロード購入も可能となっている。